SUBARUは、AIや画像処理に使う半導体で強みを持つアメリカの「AMD」と協業することを先週発表しました。

すでに実用化している運転支援システムに先端技術の半導体を組み合わせ、AIを利用したより精度の高いシステムを開発します。

例えば、白線が途切れている場所や、雪で車線が見えない場所でも、道路環境を予測できる性能を目指すということです。

記者会見で柴田英司 執行役員は「協業によって最適な半導体を選定することができ、しっかりと使いこなして死亡事故ゼロという目標を達成していきたい」と述べました。

トラックメーカーのいすゞ自動車は、AIを使った自動運転システムを手がけるスタートアップ企業、ティアフォーに3月に出資し、資本業務提携を結びました。

特定の条件のもとで完全自動運転を行うレベル4によるバスの開発を進めるとしています。

各社は、特定の技術や製品を得意とする他社との提携や協業によって技術開発を加速させるねらいがあり、世界での競争が激しさを増す中、こうした動きはさらに広がりそうです。

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