製品の検査をするメタルアートの従業員(滋賀県甲賀市の水口工場)

ダイハツ工業が出資する自動車・機械部品メーカーのメタルアートは8日、2024年4〜9月期の連結純利益が前年同期比20%減の9億6000万円になりそうだと発表した。従来予想を2億3000万円上回り、減益幅が縮小する。予定していた大規模修繕や設備投資を先送りするため関連費用が浮く。売上高は6%減の220億円と従来予想を据え置いた。

25年3月期通期は「今後の市場動向が不透明」だとして従来予想を変更しなかった。

同日発表した24年4〜6月期連結決算は純利益が18%減の3億4400万円、売上高は7%減の101億円だった。

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