パーソルホールディングスが8日発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比38%増の129億円だった。転職サービス「doda(デューダ)」など人材紹介事業で転職数が増え、社員1人当たりの生産性が上がった。
売上高にあたる売上収益は10%増の3608億円だった。オーストラリアで展開する施設管理事業で受注が増え、円安も寄与した。
経営指標として重視する調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は21%増の229億円だった。人材紹介事業の調整後EBITDAは37%増だった。新型コロナウイルス禍後の採用需要が一服し、広告費などを抑制した。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。
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