日本マクドナルドHDは主力商品の値上げ後も既存店売上高が好調に推移した(都内の店舗)

日本マクドナルドホールディングス(HD)が9日発表した、2024年1〜6月期の連結純利益は前年同期比31%増の148億円と、同期間として6年ぶりに過去最高を更新した。1月に主力の「ビッグマック」などを値上げし採算が改善したほか、期間限定商品などで客数を確保し既存店売上高を伸ばした。

売上高は10%増の2009億円、営業利益は32%増の237億円だった。既存店売上高は前年同期比7%増となった。1月に全体の3割の商品で値上げし、客単価が上昇したことに加えて客数も前年同期から3%増えたことが寄与した。売り上げの増加で人件費などのコスト増を吸収した。

24年12月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高が前期比6%増の4060億円、純利益は7%増の270億円を見込む。

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