全国6地区の技術革新事例を紹介(9日、盛岡市)

医工連携産業の報告会「ヘルステック・デバイス・フォーラム」が9日、盛岡市で開幕した。福岡や山梨など全国6地区(一部オンライン参加)から医療機器や関連研究での技術革新を目指す事例の紹介があった。日程は2日間。

ふくしま医療機器産業推進機構(福島県郡山市)の小林利彰副理事長は安全性試験や手術トレーニングも担う全国唯一の拠点である点を披露した。医工連携組織、TOLIC(トーリック、盛岡市)の片野圭二代表幹事は、岩手でのライフサイエンス産業集積の現状を報告した。

10日は岩手で高校・高専生を対象に始まった人材育成の取り組みや海外からの事例紹介、国内各大学・高専の学生によるショートプレゼンテーションを予定している。

フォーラムの会場は医工連携スタートアップの拠点施設、ヘルステック・イノベーション・ハブ(HIH)。HIHの管理・運営企業とTOLIC、公益財団法人いわて産業振興センターの3者で構成する実行委員会が主催した。

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