サカイ引越センターが9日発表した2024年4〜6月の連結決算は、純利益が前年同期比7%減の35億円だった。引っ越し単価は前年同期を上回ったものの、繁忙期の4月の土日が前年より少なかったことに加え、販管費の上昇が利益を押し下げた。

売上高は4%増の329億円、営業利益は8%減の51億円だった。資材や原料の上昇に伴う価格転嫁や付帯サービスの強化を進めたことで、単価が上がった。25年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。

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