前年同期に東南アジアでスマホ向けゲームが好調だった反動が出た

ガンホー・オンライン・エンターテインメントが9日発表した2024年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比23%減の78億円だった。前年同期に東南アジアでスマートフォン向けゲームが好調だった反動が出た。

売上高は21%減の536億円、営業利益は28%減の122億円だった。前年同期は韓国子会社のグラビティがスマホ向けゲーム「ラグナロク オリジン」を東南アジアでリリースし、売上高が5割近く増えていた。

主力のスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」は国内で堅調だった。ゲーム内イベントの強化などが奏功した。5月には国内累計で6200万ダウンロードを超えた。

24年12月期通期の業績予想は開示していない。短期的な事業環境の変化が激しいことなどが理由という。

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