旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、パワー半導体を手掛けるサンケン電気の株式を買い増したことが9日わかった。関東財務局に提出した変更報告書によると22.08%から23.58%に保有比率を引き上げた。
エフィッシモは5日までに約591万株を取得した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。エフィッシモは7月24日に保有比率を22.08%に高めていた。
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