タカチホは3月末、JR新潟駅の新駅ビル「ココロ新潟」に土産専門店「ゑびす庵」を開いた

土産物卸のタカチホが13日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比12%減の9600万円だった。土産小売事業や製造事業は増益だったが、主力の土産卸事業で人件費や水道光熱費などの販管費が増加したことが響いた。

売上高は2%増の20億円、営業利益は6%減の1億2300万円だった。売上高の7割以上を占める土産卸事業は、小売事業から開発人員が移動してきたため人件費が増加し営業利益は11%減となった。土産小売事業では体験型の「コト消費」を重視してテイクアウトメニューの見直しなどを進めたことで増収となったうえ、人件費減少によって営業利益は前年同期の2.5倍となった。

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