サンドラッグの4〜6月期は増収増益となった

サンドラッグが14日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%増の72億円だった。ドラッグストア事業では外出機会の増加に伴って化粧品の販売が伸び、インバウンド(訪日外国人)需要も回復した。グループ全体で10店舗を新規出店したほか、37店舗で改装した効果も出た。

売上高は7%増の1945億円、営業利益は10%増の109億円だった。既存店売上高は1.8%増だった。表示価格を変える手間が少なくて済む電子棚札の導入拡大といったデジタル化や電力の調達方法の見直しなどを進め、販管費の伸びを抑えた。ディスカウントストア事業では市場価格の上昇を受けて食品が好調だった。

25年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比7%増の8030億円、純利益は5%増の304億円を見込む。

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