ロッテは、たんぱく質を10グラム配合したモナカアイスを発売した。自社の「モナ王」と、宅配弁当事業などを展開するユアミール(東京・港)の「マッスルデリ」ブランドのコラボ商品として展開。通常のモナ王(バニラ)と比べて約2.3倍のたんぱく質を含む。筋トレなどトレーニング後のたんぱく質補給などの需要を開拓する。
商品名は「モナ王×マッスルデリ バニラ」で、関東地区で数量限定発売した。アイスの中央に乳たんぱく入りソースを入れ、バニラアイスや外側のモナカにもたんぱく質を加えた。
モナカ部分は通常の8分割ではなく、鍛えられた腹筋をイメージして6分割にした。カラメル色素を加えて焼くことで、ボディービルダーのような腹筋の見た目に寄せた。内容量は100ミリリットルで、通常商品(160ミリリットル)に比べ小さい。希望小売価格は203円。
たんぱく質特有の匂いの低減や味の調整のために100回を超える試作を重ね、開発に約2年かかったという。
マッスルデリは、ダイエットや筋トレなどの体づくりをする人向けの宅配弁当サービスを提供する。ロッテもたんぱく質を重視した商品開発を検討しており、トレーニング後もアイスを楽しんでほしいという思いから共同開発に至った。
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