EVの車種やバッテリー残量を入力すると、充電器を経由する目的地までのルートを無料で検索できる(「Myプラゴ」のイメージ)

電気自動車(EV)の充電サービスを提供するプラゴ(東京・品川)は21日、アプリでEVの充電場所を考慮して道案内するサービスを始めた。EVの車種やバッテリー残量を入力すると、充電器を経由する目的地までのルートを無料で検索できる。国内EV販売が停滞するなか、道中での充電の不安を解消し普及につなげる。

バッテリーの消耗が激しい勾配や車種による特性も考慮する。経由地の充電器の充電出力や利用料金を確認でき、プラゴの充電器であれば予約ができる。

政府は2030年に充電器を30万口まで広げることを目指すが、24年3月時点で約4万口にとどまる。そのうち急速充電器は1万口ほどで、充電インフラへの不安が国内EV販売を停滞させているとの見方もある。プラゴは約430基の充電器を全国に設置しており、EVの利便性を高めて利用者を増やす。

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