「スタートアップ企業成長加速支援事業」のキックオフイベントで記念撮影する採択企業の代表者ら(21日、宇都宮市)

栃木県は県内の新興企業を伴走支援する2024年度の「スタートアップ企業成長加速支援事業」の対象に、発酵食品開発のFerment Base(ファーメントベース、宇都宮市)など5社を選んだ。有識者の助言や他企業との協業支援を通じて成長を後押しする。

24年8月末〜25年2月末の6カ月間、創業支援事業のゼロワンブースター(東京・千代田)の担当者による個別ミーティングを隔週で開きながら支援する。21日に県庁昭和館でキックオフイベントを開き、採択企業の代表者が短時間のピッチ形式で事業内容を説明した。

事業は22年度から始めたが、採択企業同士の交流も狙いキックオフイベントは今回初めて開いた。県内自治体による新興支援では宇都宮市が先行するが、県も支援体制の拡充に動く。9月には県内出身の起業家や起業志望者の交流イベント「Tochigi STAR☆to UP Night(とちぎスタートアップナイト)」を初開催する。

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