ダイハツ工業によりますと、10月下旬から生産を停止するのは、軽自動車など複数の車種で、停止の期間は車種によっては最大で数か月になる見通しだということです。

国土交通省が安全に関する基準を改正し、ことし11月以降に発売される車には後方を確認できるカメラを取り付けることなどが義務づけられますが、ダイハツは国の認証取得の不正問題の影響で車の開発を一時的に停止していたため、対応が間に合わない車種があるということです。

ダイハツは「できるだけ早く対応してお客さまや部品メーカーへの影響を最小限にしていきたい」としています。

認証不正の問題で、ダイハツは去年12月末に国内のすべての自動車工場で稼働を停止しましたが、ことし5月までにすべての工場で生産を再開していました。

しかし、再び生産の一部停止を余儀なくされることになり、取引先への影響が懸念されます。

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