コマツはマレーシアの販売代理店の運営会社を完全子会社化する

コマツは23日、マレーシアで同社の販売代理店を手掛けるUKHEを完全子会社化すると発表した。UKHEの親会社は2024年春、米キャタピラーの販売代理店事業も手掛けるマレーシア企業の傘下となった。コマツは26%の出資比率を100%に引き上げ、UKHEの運営をコマツ単独で担うように改める。

コマツは74%の株式をUKHEの親会社から取得し、10月に完全子会社化する。今回の買収に伴う金額は非公表としている。

UKHEは18年、コマツが26%、マレーシアの企業が74%出資して設立された。マレーシア企業は24年春、自動車や産業機械の製造・販売などを手掛けるサイム・ダービーのグループとなった。サイム・ダービーはコマツの競合であるキャタピラーの販売代理事業も手掛けている。

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