エア・ウォーターの装置は半導体ウエハーの研磨材を供給するのに用いられる

エア・ウォーターは26日、ラピダスが北海道千歳市で建設する半導体工場向けに、関連装置を受注したと発表した。「CMP(化学的・機械的研磨)スラリー調合・供給システム」と呼ばれる装置で、半導体ウエハーの研磨材を半導体製造装置に供給するのに使う。1台あたり数億円で、受注台数については明らかにしていない。

子会社のエア・ウォーター・メカトロニクス(神奈川県平塚市)が製造・販売する。ラピダスの新工場は製造工程の自動化を特徴としており、エア・ウォーターはそれに対応して工程の一部を自動化する機能を追加した。

ラピダスでは自動運転や人工知能(AI)に採用される最先端半導体の量産をめざしている。2025年4月に試作ラインを稼働、27年には量産を予定している。

関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。