大塚製薬ホールディングス傘下のイーエヌ大塚製薬(岩手県花巻市)と診断薬スタートアップのセルスペクト(盛岡市)は検査薬の共同開発を始めたと発表した。手軽に栄養評価と栄養管理できる診断用の検査キットの開発を目指す。
両社は患者の生活の質(QOL)を保つために、栄養状態の維持・管理をする必要があると判断した。開発時期や売り上げ目標について「現時点で発表できるものはない」(イーエヌ大塚製薬)という。
イーエヌ大塚製薬は開発研究所を有し、岩手県内の2工場で経腸栄養剤などを生産している。「栄養を研究し、優れた製品と情報を提供することで世界の人々の健康長寿に貢献」することを企業ビジョンに掲げる。
セルスペクトは2014年設立の診断薬メーカー。医工連携によるヘルステックを推進している。
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