板チョコレート「ガーナ」シリーズで厚みを10%増した3商品を販売する

ロッテは板チョコレート「ガーナ」を9月3日の販売分から刷新し、厚さを従来より0.5ミリメートル(10%)厚くする。1964年に発売したガーナは2月に60周年を迎えており、刷新は11年ぶりとなる。厚みを増すことで食感や満足感の向上を狙い、販売拡大につなげる。

ガーナシリーズで展開する「ミルク」「ブラック」「ローストミルク」の3種類で厚さを変更する。内容量は変えずに50グラムとし、想定小売価格も162円前後と据え置く。

同社によると、ガーナブランドの販売は好調に推移しており、2023年度の販売額は22年度比で15%伸びた。特に板チョコは同21%増と売り上げに貢献している。

マーケティング本部ブランド戦略部チョコレート企画課の中村準課長は「全体的にチョコレートの製品価格が上がるなかで、形態がシンプルな板チョコのコストパフォーマンスが買うきっかけになっている」と説明する。

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