中部国際空港の旅客数は新型コロナウイルス収束で回復傾向にある

中部国際空港(愛知県常滑市)が24日発表した2023年度の航空旅客数(速報値)は前年度比53%増の918万2043人だった。国際線は3.9倍の322万4460人、国内線は15%増の595万7583人となった。新型コロナウイルス禍の収束で観光需要が回復し、インバウンド(訪日客)などの利用が伸びた。コロナ禍前の19年度比の全体の旅客数は73%にとどまった。

同日発表した国際貨物の取扱量(速報値)は前年度比2%増の11万9271トンだった。個人向けの小型貨物が堅調に推移したものの、一般貨物が伸び悩んだ。19年度比では69%だった。

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