建設コンサルタントのキタックは30日、2024年10月期の連結純利益が前期比33%増の2億3000万円となる見通しを発表した。23年12月に公表した1億4700万円から上方修正し、純利益は一転増益となる。1月に発生した能登半島地震関連など、前期に比べ受注が増えたため。売上高は同13%増の32億円を見込む。

能登半島地震では官公庁や業界団体からの要請に応じ、被災地の地質調査や復旧に向けた設計など建設コンサルの立場で携わっている。防災・減災対策や公共・インフラの老朽化対策の受注も堅調だった。

30日発表した23年10月〜24年7月の連結純利益は前年同期比3.4倍の1億9200万円、売上高は同14%増の23億円だった。受注高は同32%増の25億円と大きく伸びた。

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