オフィスで自席に座る時間が長く、腰痛や肩こりに悩まされる。こんなビジネスパーソンは少なくないと思います。座り続けるよりも立ったまま仕事をしたほうが、集中力などが上がるとの研究があります。効率よい仕事をするために、参考になる記事を集めました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)

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立ったままで集中力アップ

オフィス環境についての米国の研究で、1日目は座って仕事、2日目は3つのアクティブな環境(立位、歩行、足踏み)のいずれかで仕事をしたところ、2日目の方が神経認知機能(推論、記憶力、集中力)のテスト結果が改善しました。

座り続けることは健康に良くありません。人間の筋肉の約7割は下半身に集中し、座り続けると筋肉が衰えます。その結果糖や脂肪などの代謝が落ち、肥満や血糖値の上昇につながるそうです。

昇降式のデスクなど、立ったままで仕事をしやすいアイテムもあります。

  • ・立ったままのオフィスワーク、集中力向上に効果
  • ・立ってデスクワーク 仕事にメリハリ、疲れ軽く
  • ・食後は「立って仕事」 年に1.6キロの脂肪減少効果も
  • ・立って仕事、まず20分から(Bizワザ)

質の高い睡眠が重要

仕事で成果をあげるには、体のコンディションを保つことが大事です。栄養価の高い食事を取り、しっかりとした睡眠を確保すれば免疫力も維持できます。

就寝の2〜3時間前に入浴するのがいいそうです。睡眠時間は長ければ良いというわけではなく、どれだけ休養感が得られたかという感覚を表す「睡眠休養感」という言葉もあります。

  • ・よい仕事はよい睡眠から 理想の温度や湿度、習慣とは
  • ・NTT東日本、睡眠テック140社連合 不眠大国日本に挑む
  • ・令和なコトバ「睡眠休養感」 これが低いと寿命に関わる

いくつになっても筋トレを

生活習慣病のもとになる肥満を防ぐには、適度な筋トレが効果的です。

筋肉は何もしなければ年を重ねるごとに落ちていきます。90歳代になっても筋力は高められるらしいので、遅すぎることはありません。お薦めの一つはスクワットです。上記のように足の筋肉量は多いため、エネルギーを多く消費できます。

  • ・今年こそ筋トレ 日体大准教授「まずスクワットから」
  • ・体が衰えた中高年、どの運動なら効果的で長続きするのか
  • ・健康寿命延ばそう コスパよく運動、アプリも活用

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