ヒューリックは9日、日本将棋連盟との共同所有として竣工した「ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル」(東京・渋谷)を報道陣に公開した。地上4階建ての建物の1階には将棋会館のほか、将棋道場やカフェなどの店舗が入る。2〜4階はオフィスフロアとして活用する。
JR千駄ケ谷駅近くに立地しており、ヒューリックが保有していた富士銀行(現みずほ銀行)の研修施設を建て替えた。2〜4階にはユナイテッドアローズが25年春ごろに入居する予定だ。
ヒューリックは23年、将棋連盟から現在の将棋会館を購入する契約を結んだ。将棋連盟は売却で得た資金を使い、移転後のビルを一部購入した。ヒューリックは現在の将棋会館の跡地利用については「活用策を検討している」という。
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