求人サイト事業をインディードの部門直轄にして効率的に人材関連事業を拡大する

リクルートホールディングスは9日、傘下の求人サイト事業を再編すると発表した。事業会社リクルートの傘下にある求人サイトのサービスなどを、米求人配信プラットフォームのインディードを手掛ける「HRテクノロジー」部門の傘下に移す。一体運営により効率的に人材関連事業を拡大する。

2025年4月にも人材サイトの営業・開発機能を持つ新会社2社を設立し、HRテクノロジー部門で運営する。移管するのはリクルートが運営する就職情報サイト「リクナビ」のほか、「リクナビNEXT」「タウンワーク」などの求人サイト。これまでは美容予約サイト「ホットペッパービューティー」などと同じマッチング&ソリューション部門の傘下にあった。

リクルートは1月に求人内容に応じて掲載サイトを振り分ける求人配信プラットフォーム「インディード・プラス」を国内で始めた。単発で短時間働く「スポットワーク」事業も今秋にも始める予定で、HRテクノロジー部門直轄にする。

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