第一三共ヘルスケアはスポーツ関連製品の販売を強化する

第一三共ヘルスケアは11日、プロテインやサプリメントのブランド「DNS」に関わる資産を取得すると発表した。取得額は非公表。11月初旬までに事業譲渡を完了させる。スポーツ関連の製品ラインアップを取り入れ、新たな顧客層を開拓する狙いだ。

日系投資ファンドの日本産業推進機構(東京・港)が管理するファンドなどが出資するDNS(同)と11日付で譲受契約を締結した。オンラインショップや小売店を通じての販売は事業譲渡後も継続する予定。

国内の一般用医薬品(OTC)市場は近年横ばいが続き、成熟市場との見方がある。第一三共ヘルスケアはアスリートに知名度のあるブランドを獲得し、スポーツ関連での需要を掘り起こす。サプリメントなど既存製品との相乗効果も見込む。

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