ネット動画を見られるカーナビを販売する

パナソニックオートモーティブシステムズは12日、「ユーチューブ」や「プライム・ビデオ」など計7つのネット配信サービスの動画を視聴できるカーナビを発売すると発表した。車内でもネット動画を楽しみたいという消費者の需要に対応する。ネット動画の普及を受けて新モデルからブルーレイ・ディスクやDVDなど記録媒体の読み取り機能をなくす。

パナオートの主力製品であるカーナビ「ストラーダ」の新モデルにネット動画の視聴機能をつける。画面サイズ7〜10インチの計6機種を10月上旬以降、順次発売する。価格はオープンだが、有機EL(10インチ)の最高級モデルで25万円前後、液晶パネル(7インチ)で10万〜12万円前後を見込む。

スマートフォンを通じてカーナビをWi-Fi接続することでネット動画をみることができる。Wi-Fi環境が整った場所であればカーナビの画面操作のみで動画を見られる。

新モデルからディスク系の記録媒体の読み取り装置の搭載をやめる。空いたスペースには音質を高めるコンデンサーなどを組み込む。

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