日本自動車販売協会連合会千葉県支部がまとめた8月の千葉県内の新車販売台数(軽自動車除く)は、前年同月比2.9%減の9676台と2カ月ぶりに減った。

千葉県支部の担当者は「(前年より)減ったものの水準としては例年並み」とみる。トヨタ自動車はダイハツ工業の認証不正で、OEM(相手先ブランドによる生産)供給車の販売が鈍っていたが回復基調にあるという。

普通乗用車が0.9%増の5644台、小型乗用車は4.9%減の2555台となった。車名別ではトヨタ自動車の「カローラ」が452台で首位だった。

千葉県軽自動車協会がまとめた8月の県内の軽自動車販売台数は前年同月比8.4%減の4889台だった。認証不正による出荷停止などで、販売シェアを3割程度から1割以下まで一時減らしていたダイハツ工業は26.5%と堅調に推移した。順位はスズキ(32.8%)に次ぐ2位となった。

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