大和証券グループ本社が発表したことし3月までの1年間の決算によりますと、最終的な利益が1215億円と前の年の同じ時期に比べて90%増えました。

日経平均株価が先月、4万円まで上昇するなど、株式市場が活況で、手数料収入や投資信託の販売が伸びました。

また、同じく、25日決算を発表したいずれもインターネット証券の松井証券は、最終的な利益が25%増えたほか、ことし1月にNTTドコモの子会社となったマネックス証券も売り上げにあたる純営業収益が18%伸びました。

各社は、株高に加え、NISAの拡充を背景に新たに証券口座を開設する人が増えたことも収益の増加につながったとしています。

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