JR東日本新潟支社の白山弘子支社長は19日の定例記者会見で、上越新幹線の新幹線駅にホームドアの設置を検討していると明らかにした。JR東日本は今月、2028年度にも上越新幹線の一部区間で自動運転を始める計画を発表した。利用者に安心して利用してもらえるよう「転落を防ぐためのホームドアの整備を計画している」(白山支社長)という。
県内では新潟駅の新幹線乗り換えホーム側と北陸新幹線の上越妙高駅にホームドアが設置されているが、上越新幹線の東京―新潟間ではほとんどの新幹線駅にホームドアがない。上越新幹線の自動運転化を見据え、今後各駅へのホームドア設置を検討していく。設置の時期やスケジュールなど詳細は今後詰める。
JR東日本では28年度に長岡―新潟新幹線車両センター間の約61キロメートルを対象に運転士を同乗させる形の自動運転を始める。30年代中ごろには東京―新潟間で運転士のいない「ドライバーレス運転」を目指している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。