GMOヘルステック新サービス発表記者会見で記念写真に納まる俳優の佐々木希さん(右から2番目)ら(19日、東京都渋谷区)

GMOフィナンシャルホールディングスの子会社であるGMOヘルステックは19日、医療プラットフォームの提供を無料で始めると発表した。患者は病院の検索から予約、診療、決済までワンストップで完結できる。医療機関は予約管理や決済業務などを一元管理でき、院内業務の省人化に役立つ。

医療機関向けシステム「AIチャート」で予約管理、ウェブ問診、オンライン診療など複数の業務を一元管理できる。人工知能(AI)が診察内容を自動でテキスト化し、カルテ記入など医師の書類作成業務の負担を軽くできる。

GMOフィナンシャルホールディングスの高島秀行会長は「医療機関の生産性を現状の倍、あるいは半分の人数で運営することを目指す」と話す。

今後はAIチャートを利用する医療機関間で医療データを共有するネットワークの構築や、スマートウォッチから得られる血圧や脈拍など個人データとの連携も予定する。検査や問診の重複をなくし、最適な医療の提供を目指す。

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