淀川製鋼所は25日、2026年3月期をメドとする3年間の中期経営計画の一部を修正した。自己資本利益率(ROE)の目標を7%(従来目標は5%以上)、配当計画を200円以上(同50円以上)に引き上げた。連結配当性向も75%以上(同30%以上)と大幅に高める。
同社はアクティビスト(物言う株主)のストラテジックキャピタル(東京・渋谷)からPBR(株価純資産倍率)改善に向けた経営計画策定などの提案を受けていた。株主総会は6月25日の予定で、総会に先駆けて株主還元を強化した。政策保有株式も23年3月末の残高から30%程度減らす。
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