東京ガス、自社株を消却　発行済み株式の2.9%

東京ガスは25日、10月18日に発行済み株式総数の2.9%にあたる1155万8300株を消却すると発表した。消却後の総数は3億8889万株となる。発行済み株式数を減らし資本効率を高める。

取引時間中の発表を受け、25日の東京株式市場では同社株が上昇。一時前日比84円(2.5%）高い3438円をつけた。終値は66円（2%）高い3420円だった。

東京ガスは純利益に占める配当と自社株買いの比率「総還元性向」を毎年度、4割程度にする方針を掲げる。このスタンスに基づき4月に400億円を上限とする自社株買いを決め、9月9日まで取得を続けた。

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