画面の色調を調整することでFPSで敵を見つけやすくなる「FPS Pro+」モードを搭載した

ソニーグループ傘下のソニーは25日、プロゲーマー向けのゲーム用モニターを発売すると発表した。有機ELパネルを採用し、応答速度は0.03ミリ秒と同社が扱うモニターとしては最速になる。瞬時の操作で勝負が決まるeスポーツで需要があるとみる。

「INZONE M10S」を10月25日から全国の家電量販店や電子商取引(EC)サイトで販売する。価格はオープンだが市場推定価格は17万5000円前後。サイズは27型。画面の色調を調整することでFPS(一人称視点のシューティングゲーム)で敵を見つけやすくなる「FPS Pro+」モードを搭載した。廉価版として液晶タイプも扱う。

国際オリンピック委員会(IOC)が「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の第1回大会を25年にサウジアラビアで開催するなど、ゲームのプロスポーツ化が進む。同社はeスポーツチームとの連携を進めており、ゲームの国際大会でも新モニターの採用が決まっている。

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