配車のデータを基に移動需要の大きな地域で相乗りサービスを提供する

配車アプリ大手のGO(東京・港)は30日、タクシーの相乗りサービスを今冬から始めると発表した。まず豊洲や勝どきなど東京都内の湾岸部でサービスを提供する。運転手不足によるタクシーの供給不足が懸念されるなか、相乗りでタクシー1台あたりの乗車効率を高める。

相乗りサービスはGOの配車アプリを使って注文する。複数の乗降場所の中から選んで乗車する。1人あたりの料金は同乗する人数に関わらず、通常のタクシー運賃の5〜6割程度で済む予定で、新たな移動需要を生むと期待されている。

都内のタクシー会社と提携してサービスを始める予定で、稼働台数や開始時期などは検討中だ。タクシー配車で蓄積したデータを基に、東京駅などターミナル駅への移動需要が大きい湾岸部から始める。今後、都心部や地方へ広げる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。