阿部知事(右から2人目)は各テーブルを回り、リピーターからは「ろくもん」の魅力を聞き取っていた

しなの鉄道(長野県上田市)は観光列車「ろくもん」に乗って県内ワイナリーから集めたヴィンテージワインなどを楽しむ特別コースを28日に開催した。長野県の阿部守一知事もトップセールスのために乗車し、県内外からの乗客と信州の食材や観光の魅力を語り合った。

「信州ワインバレークルーズ」には約50人が乗車し、県外客が7割を占めた。「ろくもん」の運行10周年にちなみ10年物のワインをそろえたこともあり、ワイン好きのリピーターが多く集まった。軽井沢町のレストランがワインに合わせて考案したコース料理では「信州サーモン」やキノコを使い、信州食材をアピールした。

乗車前の出発セレモニーでもワインが振る舞われた

阿部知事は出発セレモニーで「長野は古くからワインを生産してきた地域だが、県としてはもっと潜在能力があると考え『信州ワインバレー構想』を立ち上げ支援した。結果、10年間でワイナリーの数は約3倍になった」と説明し「今日だけでなく色々な機会に長野県のワインに親しみ、ご愛飲いただきたい」と呼びかけた。

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