チョイソコかごしまの2回目の実証実験では有料化して収益性を検証する(2023年11月の実証実験の式典、鹿児島市のJR谷山駅前)

鹿児島市の下鶴隆央市長は2日、乗り合いデマンド交通「チョイソコかごしま」の実証実験を始めたと発表した。市内の公共交通が使いづらい地区で、事前予約に応じて乗り合いタクシーを走らせる。実験は2023年11月に続いて2回目。今回は運賃を有料にして利用状況や収益性などを検証する。

1日から市内の谷山地域で運行を始めた。利用者が電話やインターネットで事前予約すると、定員8人の乗り合いタクシーが94カ所ある停留所間を送迎する仕組み。運賃は大人が200〜500円、子どもが100〜250円。12月30日までの月曜日から土曜日の午前9時から午後5時まで運行する。

谷山地域は山あい地域と新興住宅街の市街地が混在し、山あいの住民は市電やバス停など公共交通拠点まで距離が遠い人も多い。

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