表記の簡素化で小売店の店頭に商品が並ぶまでの出荷管理がしやすくなる(右が変更後の表記)

サッポロビールは2日、ビールや発泡酒、第三のビールを対象に樽(たる)製品の製造時期の表記を「年月」に切り替えると発表した。これまでは月の「上旬」「下旬」を示す「上」「下」まで表記していた。出荷時期の調整などの手間を減らし、物流での作業効率の改善につなげる。既にビールの缶や瓶は先行して「年月」表示に変えている。

10リットル樽と20リットル樽が対象で、2025年2月の製造分から順次切り替える。製造表示が簡素になり、工場から卸を通じて小売店の店頭に商品が並ぶまでの出荷の管理がしやすくなるという。

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