ゲームを通じて災害時の対応を学ぶ

ゲームの要素を取り入れた企業研修などを企画するIKUSA(東京・豊島)は3日、水害について学べる体験型ボードゲームの提供を始めた。楽しみながら学べる設計で、災害発生時の迅速な行動につなげる。

ゲーム名は「水害サバイバル」。それぞれ任務が課され、ほかのプレーヤーと情報やアイテムを交換しながら達成を目指す。ハザードマップの見方など水害に関する講義を盛り込んだ。ゲームは2時間ほどで、参加者30人の場合は40万円から。対象年齢は12歳以上で学校や企業研修での活用を見込む。

IKUSAは2012年設立で「チャンバラ合戦」など親睦を目的としたゲームを手がける。100種類以上あり、累計利用者数はのべ56万人。19年に地震をテーマにしたゲームを開発した。

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