ニデックモータとアショク・レイランドが供給パートナーシップ契約を結んだ

ニデックは3日、インドの商用車大手のアショク・レイランドと電気自動車(EV)部品で提携したと発表した。米子会社のニデックモータがアショクにモーターの制御部品を供給する契約を結んだ。次世代の商用EVへの搭載を目指す。

ニデックモータは家電用モーターや制御機器を手がける。今回供給するのは「E―ドライブ」と呼ぶEVの駆動用モーターの出力などを細かく制御する部品だ。ニデックモータはこれまでに10万台以上の商用EVに同部品を供給してきた実績を持つという。アショクと組んでインド市場を開拓する。

ニデックはインドを重点地域に掲げている。インド西部のカルナータカ州では25年9月までに5500万ドル(約80億円)を投じて発電機用のモーターなどを生産する新工場を建設しており、同拠点からニデックモータの製品も供給する方針だ。

関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。