村田製作所は26日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比30%増の2350億円になる見通しだと発表した。スマートフォン向け電子部品の需要が回復するほか、自動車向けも伸び、3期ぶりの増益となる。年間配当は54円を計画する。
売上高は前期比4%増の1兆7000億円、営業利益は39%増の3000億円になる見通し。26日時点の市場予想平均(QUICKコンセンサス)は売上高が1兆7434億円、営業利益が3344億円で、営業利益は予想を1割ほど下回ったかたち。純利益は過去最高だった22年3月期(米国会計基準で3141億円)と比べて前期は6割の水準まで落ち込んだが、今期は7割まで回復する。
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