古河電工はMFOの株式を40%追加取得して連結子会社とする

古河電気工業は26日、三菱電線工業(東京・千代田)との共同出資会社で、光ファイバー製品の製造や開発を手掛けるMFオプテックス(MFO、兵庫県尼崎市)を連結子会社化すると発表した。MFO株40%を取得する株式譲渡契約を三菱電線と締結した。医療や産業向けの製品を中心に連携を強め、新事業の開発につなげる。

MFOは2022年12月に三菱電線の光部品事業が分社化され、設立された。三菱電線が60%、古河電工が40%を出資していた。今回は古河電工はMFO株40%を追加で取得し、出資比率を80%に引き上げる。MFO株の取得予定日は10月1日で、取得額は非公表。

MFOは医療や産業機器向けで使うファイバー製造技術などに強みを持つことから、古河電工はライフサイエンス領域や産業用レーザー事業の拡大につながると判断した。

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