中四国でスーパーを運営するフジは、資本提携しているイオンと共同でクレジットカードを発行すると発表した。フジとイオンのポイントを両方ためることができる。3月にマックスバリュ西日本と事業会社を統合し、物流や調達の共通化を進めている。金融でもサービスの品質や利便性を高めて顧客を取り込む。
「フジ・イオンカード」を2024年内にも発行する。フジとイオンのポイントがたまるほか、両社の電子マネーにひも付けることができる。フジの店舗と、マックスバリュ西日本の傘下だったイオン系の店舗は中四国や兵庫の出店地域が重なっているため、利便性の高い新カードで両方の店舗利用を促す。
フジは7月、イオンとクレジットカード事業を統合すると発表した。子会社のフジ・カードサービスのクレカ事業を11月1日付でイオン銀行に譲渡する。
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