創薬シーズの実用化やスタートアップの設立などを支援する(シコニアが本社を置く神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク)

武田薬品工業とアステラス製薬、三井住友銀行が共同出資で設立したシコニア・バイオベンチャーズ(神奈川県藤沢市)が業務を開始した。新会社が9日、発表した。大学や研究機関などが持つ創薬シーズ(タネ)の実用化や、バイオ関連のスタートアップの設立などを支援する。

新会社は8月に設立。資本金は約6億円で、出資比率は武田薬品とアステラスがそれぞれ33.4%、三井住友銀が33.2%。ライフサイエンス関連の研究開発拠点である湘南ヘルスイノベーションパークに入居し、シコニアの社長には同パークを運営するアイパークインスティチュートの藤本利夫氏が就任した。

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