静岡県藤枝市で竹林の活用に取り組む竹部が企画したレトルト食品「おもいのたけ」

静岡県藤枝市の竹林でイベントを開く市内のグループ、竹部(バンブ)は竹を加工したメンマとイノシシ肉を材料にレトルト食品3種を商品化した。人工的に植えられ荒れた放置竹林の増加とイノシシの獣害という地域課題を同時に解決する商品として開発。市内の観光・商業施設や飲食店などで販売し土産品として定着を目指す。

商品名は「おもいのたけ」で、市内飲食店の協力により「角煮」「赤ワイン煮」「魯肉飯(ルーローハン)」の3種をそろえた。イノシシ肉の臭みを抑え食べやすく仕上げたという。1袋150グラム入りで価格は1080円。ホームページ「おもいのたけ」で通販にも応じる。生産は食品会社のフーズ・ユー(東京・台東)に委託した。

竹部の松澤圭子代表は市西部の竹林を借りて整備し、「竹林劇場」と名付けてハンモック体験、竹箸作りなどのイベントを定期的に開く。

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