アウディジャパン（東京・品川）は10日、日本のユーザー向けにカーナビアプリの提供を始めたと発表した。スマートフォンで利用でき、最新の交通状況を反映するなど従来の車載カーナビよりも案内精度が向上している。電気自動車（EV）の急速充電器の場所なども表示される。顧客の利便性を高め、販売拡大につなげる。
カーナビ大手のパイオニアのデータを活用し、最適なルートを音声で案内する。アウディが日本で道案内アプリを提供するのは初めて。月額550円で最初の1カ月は無料で利用できる。
アプリ内ではアウディがフォルクスワーゲンやポルシェとともに整備する急速充電器の場所も検索できる。道中でのEV充電の不安を解消するなどし、EVの利用者増につなげる。
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