ミスターマックス・ホールディングス（HD）が10日発表した2024年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比22%増の14億円に伸びた。コメの売り上げが急増したほか、利益率が高いプライベートブランド（PB）商品の売り上げも伸び、利益を押し上げた。

売上高にあたる営業収益は6%増の691億円と過去最高だった。全国的にコメ不足の懸念が高まるなか、事前に十分な在庫を確保して品切れを回避できたという。

スマートフォンアプリ会員向けの割引キャンペーンなどで洗剤やペットフード、紙おむつなどの日用品も好調だった。南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）の発表や台風の影響で防災需要が高まったことから、レトルト食品や防災用品の売り上げも伸長した。

25年2月期通期の業績は従来予想を据え置いた。営業収益は前期比2%増の1320億円、純利益は10%減の22億円を見込む。

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