パッケージにもこだわった「駿河湾オオグソクムシカレー」(©Oozin Aahs Records)

中日本高速道路(NEXCO中日本)系でサービスエリア(SA)を運営する中日本エクシス(名古屋市)は10月、新東名高速道路上りの静岡SA(静岡市)で駿河湾産の深海生物「オオグソクムシ」を食材に使ったレトルトカレーなどを発売した。主に旅行者の土産需要を狙い好評であれば販売場所を広げる。

「駿河湾オオグソクムシカレー」(2食入り1512円)、「黒はんぺん」など静岡おでんを合体ロボットに見立てた「煮物合体シズオカオデン」(1296円)の2商品を売り出した。静岡で製造が盛んなプラモデル風の箱に昔の特撮映画のようなイラストをあしらい、「オール静岡を目指した」(開発を主導した静岡地盤の広告会社)。

クラウドファンディングで資金を募るなど3年かけて販売にこぎ着けたという。ダンゴムシが巨大化したような見た目のオオグソクムシは駿河湾でも採れ、地元水族館で人気。食用ではほぼ出回らず、濃厚なエビやカニのような味を自宅で楽しめるとする。

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