セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は10日、新設する中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」に関連し、「スーパーとコンビニで成長ストーリーがずいぶん変わってきている。同じ屋根の下で投資の振り分けをするとなると、なかなか成長しづらいという状況が続いていた」と判断の理由を説明した。
井阪社長は「相当議論を重ねて今回の結論に至った。自分たちで考えて自立して成長していくんだという思いが非常に大事だ。お互いが自立しながらシナジー(相乗効果)を出せるところは出しながら成長していきたい」と語った。
11日付で新設されるヨーク・ホールディングスには、イトーヨーカ堂やロフトなどが傘下に入る。【中島昭浩】
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