米ディズニーに登場するキャラクターを描いた新幹線(10日、仙台市)

JR東日本は10日、米ディズニーの人気キャラクターを描いた新幹線の出発式を仙台駅で開いた。6月に東京ディズニーシー(TDS)に開業した新エリア「ファンタジースプリングス」を記念した特別車両が、2025年6月上旬ごろまで1日に3本程度運行する。

運行区間は東北・北海道新幹線の東京―新函館北斗間で、発車時刻は日によって異なり、JR東のウェブサイトで確認できる。

米ディズニーに登場するキャラクターを描いた新幹線(10日、仙台市)

出発式では「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の3作品に登場するキャラクターがラッピングされた新幹線を公開された。

車両は「はやぶさ」や「やまびこ」などに使うE5系1編成(10両)。車内のカーテンにもキャラクターをプリントし、発車時の車内メロディーも作品に由来した音楽を流す特別仕様となっている。

東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドとJR東が共同で企画した。ディズニーの人気を生かしてキャンペーンを展開し、新幹線の利用促進と東北地方などからTDSなどへ誘致する。

JR東日本の担当者は「特別車両の新幹線に乗車して、夢や希望を膨らませて移動時間も楽しんでほしい」と話した。

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