請求書管理ソフトを手がけるSansanは10日、NTTデータと経理業務の効率化に向けて協業すると発表した。両社のサービスを連携させて、これまで別々にする必要があった請求書の受け取りとその後の支払いまでをワンストップで完結できるようにする。
11月からサービスの連携を始める。まず、Sansanの請求書管理サービスが請求書を受領し、取引先や請求金額などの情報をデータ化する。その情報をNTTデータの請求・決済連携プラットフォームに連携させると支払いデータが自動で生成される。システム上で複数の金融機関への支払いまでできるようになる。
これまで請求書受領後の支払業務は、複数の銀行口座に都度ログインして支払いデータをアップロードする必要があった。今後は両社の顧客網を生かして相互送客を進めるなど連携を深めていきたい考えだ。
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