カーボンオフセットを実施したことを試合のスコアボードでも表示した

ヤクルト本社は、9月18日に神宮球場で開催されたプロ野球・ヤクルトのナイター試合で排出された二酸化炭素(CO2)について、カーボンオフセットで実質ゼロにした。球場の照明や運営者・観客の移動で出たCO2を約87トンと算定し、それを上回る90トン分のカーボンクレジット(排出枠)を購入して相殺した。同社は2024年度末までに国内の温暖化ガス排出を18年度比で10%削減する目標を掲げている。

同日の試合では、来場者に無料で提供した乳酸菌飲料「Newヤクルト」の空容器を自主回収した。その際、観客に飲み終えた空容器とアルミの蓋を分け、洗ってから回収ボックスに入れるよう呼びかけた。回収した容器は、素材として再利用する「マテリアルリサイクル」の技術検討に使う予定。

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